中学時代
中学は地元の天白区から少し離れた東海中学に進学しました。
毎朝母が早起きしてお弁当を作ってくれて、七時過ぎには家を出発して、自転車、地下鉄で通学しました。成績は普通くらい。部活は帰宅部。高校受験もなかったので、とてものんびりした中学時代を送っていました。唯一の誇れることは中高6年間の無遅刻無欠勤くらいです。そのころとてものんびりしていたので、今ののんびりした性格が形成されたのだと思います。
中学2年のときに我が家に子犬が来ました。親戚の知り合いのところで5匹の子犬が生まれて、縁あって末っ子の『ロン吉』がうちに来ました。
名付け親は僕です。『ロン吉』といっても実は女の子です。本名は『ロンちゃん』なのですが、男っぽいところもあったので『ロン吉』と呼ぶようになりました。
両親と三人で一緒に犬小屋を作って、ペンキを塗って、ロン吉が来るのを楽しみにしていた思い出があります。 とても男っぽいけどとても美人で賢い子でした。
ロン吉は家の敷地の中で一番快適な場所を知っていて、夏の暑い時には『ロン散歩行くぞ〜〜』と呼ぶとよく車の下から出て来ました。冬は太陽の移動とともに日向ぼっこしながらよく昼寝をしていました。
学校から帰ると毎日ロン吉と散歩に行って、夕飯食べて宿題してというのが僕の日課でした。当時家のそばには現在の名古屋第二環状自動車道建設予定地があって、ボールを投げて拾って来て投げて拾って来て…、ほんとにのんびりした毎日を送っていました。