誕生~幼少時代
昭和53年4月26日に木崎家長男として誕生し、三歳頃まで横浜で育ちました。昔のアルバムを見ると、おぼろげながら横浜で過ごした、商店街、公園なども思い出されて、すごく懐かしく思います。
三歳頃に父の転勤で名古屋市天白区の祖父母の家に引っ越しました。
名古屋で両親は共働きでした。ぼくは典型的なお爺ちゃん、お婆ちゃんっ子として育ちました。祖父は本当に温厚で優しく、いつも『はじめよ〜〜、はじめよ〜〜、はじめ〜〜』と名前を呼んで可愛がってくれました。祖母も厳しい面もありつつとても可愛がってくれました。祖母が夕飯の買い物に行く時などいつも一緒でした。
祖父は昔大阪で柔道整復師をしていたそうです。柔道は当時の大阪府警で教えるくらいの腕前だったそうです。 小さい頃、祖父から聞いた話で『わしは技で日本一になるよりも、受け身で日本一になろうと思って練習した』と言っていたのを覚えています。祖父が家の和室でよく遊びで僕に稽古をつけてくれていたときも、受け身を入念にやっていた記憶があります。
子供心に『僕も柔道で強くなりたい』という気持ちはありました。とても先になるのですが、大学で柔道部に入ったのは祖父の影響が大きかったのだと思います。